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3歳以上児の生活と遊び

異年齢保育~多様な仲間の中での育ち合い~

学年の枠を超えて、好きな遊びを楽しめる“仲間”との絆が深まります。

同じ学年の子どもたちでも、発達には個人差があります。
異年齢保育は、幅広い月齢の子どもたちが一緒に遊ぶことができ、
自分の好きな遊びを、同じ習熟度の子ども同士でとことん遊ぶことができます。
“好きこそ物の上手なれ”という言葉の通り、好きなことを共有できる
仲間と一緒に遊ぶことで、自分を肯定的に発揮することができます。
好きな遊びを通して、お互いを受け入れ合いながら、それぞれの個性がしっかりと伸びていきます。

身近な友達に“憧れ”を持つことが、意欲を引き立てます。

3,4,5歳が一緒に過ごす異年齢での生活は、年上の友だちの姿が身近に感じられ、「自分もできるようになりたいな…」と憧れの気持ちが芽生えます。モデルとなる存在が傍にいる環境の中で、自分なりに目標を持ってやってみようとする意欲がより高まっていきます。また、年上の子どもたちにとっては、年下の友だちに頼られる存在になることで、自信や自己肯定感が豊かに育まれていきます。

自分でできるところは見守り、援助が必要な時に丁寧に関わることができます。

靴はくの、手伝ってあげるね
異年齢での生活では、月齢が大きい子どもたちは身の回りのことが自分でできるようになるので、月齢が小さく、援助が必要な子どもたちに保育士が丁寧に関わることができます。
また、グループの中で年少から年長までの3学年の子どもたちが3人組になり、保育所での“きょうだい”のような存在となり、絆がぐっと深まります。
年上のお兄ちゃんお姉ちゃんが、自然と年下の子どもたちを手伝う姿も・・・。
異年齢での関わりを積み重ねていくことで、思いやりの心が育まれていきます。

“日課”を大切に…~活動に見通しがもてる安心感が主体性の発揮に繋がります~

 幼児クラスは、朝外遊びをしてしっかりと体を動かし、室内で自分のしたい遊びをしっかりと楽しみ、食事をするという、大まかな時間や活動の流れが決まっている『日課』を大切にしています。
明日は何をするかわからない生活では、常に「何をしたらいい?」と保育士に確認しないといけません。これでは子どもが自ら遊びのプランを立てることは難しく、常に“受け身”な状況になってしまいます。
毎日同じ日課が繰り返されことで、“明日は〇〇ちゃんがしていた遊びをしてみよう…”“部屋にもどったら昨日の遊びの続きをするぞ!”など、子どもたちが自ら見通しを持ち、遊びのプランを立てることができます。
生活に見通しが持てる安心感が、主体性の発揮に繋がっていきます。

3歳以上児の生活の流れ

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