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ブログ

ハートフルな世界♡

2024-10-04
今年度4月に入職した1歳児クラスの保育士が「すごいんですよ!!」目を輝かせて教えてくれたお話。
『毎日同じ席で一緒におやつを食べる、みのくんとはるくんがいざ食べようとお席に行くとはるくんウンチが出ていたのでおむつ交換に行くことに。席に座ったみのくんに「先に食べようか」というものの、首を横に振るんです。いつもならすぐにでも食べようとするのに・・・。もしかして、と思い「はるくん待つ?」と聞くと「うん」と大きくうなずき、はるくんが戻ってきたら嬉しそうに二人で食べ始めたんです!!』
 「一緒にいると、安心する。一緒が嬉しい!」という気持ちが、幼い1歳児さんにも備わっていて相手を「待ちたい」という気持ちが持てていたことに感動!!
 そして、そのこどもたちの想いを感じとり、嬉しそうに先輩たちに伝えてくれる1年目の保育士にも感動!!
お迎えの時に、保護者の方にこのことをお伝えすると「ハートフルな世界」とぴったりの言葉をくださったことに、またまた感動!!
 「一緒にいたい」、だから「待ちたい」と思えた、これがまさしく「主体的に待つ」姿だと感じました。
 ハートフルな出来事に、幸せのおすそ分けをいただく、保育園の仕事の醍醐味です!!
一緒に食べようね♡安心や信頼が培われています。
おいしいね♡大好きな人と一緒だとよりおいしく感じます。

1羽の千羽鶴から平和への想いへ…

2024-08-09
 5月ごろから折り紙で「折り鶴」が折れるようになった年長さんが二人で「折り鶴」を折っては「~個折れたよ!!」と報告してくれるようになりました。そのブームは他の友だちにも広がっていき、6月末のプラネタリウム見学の後に行った平和公園で「千羽鶴」を見たことで、「折り鶴」と平和への願いがつながっていきました。そこからは、3,4,5歳児の4グループでも「折り鶴」を折ったり、「あおぎりのうた」を歌ったりして、より平和への関心が深くなっていきます。
 こどもたちは、保護者の方にも平和の願いを込めて「折り鶴」を折ってもらおうと保育所の玄関に「折り鶴ポスト」を設置。お家でも戦争のこと、平和のことを話題にしてくださったようです。
 8月6日の「広島平和記念日」。3,4,5歳児のこどもたちと保育士とで「平和の集い」をしました。原爆に関する紙芝居を読むと涙を流すこどもも・・・。
 こどもたちの折った「折り鶴」をつなげた「千羽鶴」も披露!!初めに「折り鶴」を折り始めたこどもも満足そうでした。会が終わっても「ぼくはもっと戦争のことを知りたい。9月になっても調べてみる」「千羽鶴をおりづるタワーに持って行きたいね!」とこどもたちの熱い想いはまだまだ持続中です。
折り鶴ポスト。子どもたちが設置しました。
感性が豊かで、原爆のお話に心が大きく揺れる子どもも…
みんなの思いが詰まった千羽鶴
2024-07-25
大人も子どもも、一人ひとりが輝ける保育園を目指して…
3,4,5歳児のひかりグループに、待望の赤ちゃん(人形)が仲間入りすることになりました。ふたりの名前はこどもたちが命名「くるみちゃん」と「かーくん」です。
 保育園の赤ちゃん(人形)たちは、「ある」のではなく「いる」という気持ちでお世話しています!と本当は言い切りたいところですが、現実はなかなか・・・。新しく仲間入りしたこの二人の赤ちゃんがこどもたちにとって愛おしい存在になりますように。
赤ちゃんたちが着ている服ですが、夏らしい装いです。「甚平」もあります。この服は、裁縫の得意な事務職員が業務の合間に縫ってくれたものです。こどもたちもひとりひとり得意と不得意があるように、私たち大人も得手不得手、好きなことと苦手なことがあります。得意なことを生かして、お互い補い合いながら自分らしくいきいき働ける、そんな職場でありたいです。
新しく仲間入りした「くるみちゃん」と「かーくん」
本当の赤ちゃんのような気持ちで抱っこ♡
裁縫名人が心を込めて作っています。感謝♡

宇品中学校職場体験

2024-07-08
宇品中学校から、5名の職場体験に来てくれました。「お兄ちゃん先生!!」「お姉ちゃん先生!!」と、こどもたちも親しみを持っていたようです。
2日間の職場体験の中で気づいたことを振り返ってもらうと「言葉がうまく聞き取れなくて、どう応えてあげたらいいか難しかったぁ…」「抱っこをするのは想像以上に大変だった」など、小さなこどもたちと接する大変さを感じつつも、「子どもがけんかをした時に先生はすぐに止めるかと思ってたけど、子どもがどうするのかをよく見ているのがすごいと思った」「先生たちがいろんな仕事を同時進行でしている(保育士が役割分担している)のが印象的だった」など、保育士の姿勢やこどもとのかかわり方もよく見てくれていました。
今回参加してくれた5名の生徒さんはみんな保育士や学校の先生など子どもに携わる仕事を目指しているとのこと。そして5名のうち4名は和光園保育所の卒園生で、母園に職場体験に行きたい!と学校の先生にも懇願して来てくれたそうです。和光園保育所を巣立って行った子どもたちが大きくなった姿に感動するとともに、また人と関わる仕事に魅力を感じ、志していることをとても嬉しく思いました。
 
ブロックでごっこ遊び
子どもたちの前で自己紹介♪
触れ合い遊び。子どもと幸せタイム♡
優しくトントンして、眠りに誘っています。

なおちゃんの「かわいいポストプロジェクト」 その後…

2024-06-26
なおちゃんが、ポストに描きたい絵をかいてきてくれました。前のポストにもいた「うさぎちゃん」と「りすちゃん」、そして「信号」「横断歩道」・・・。
きっと前のポストのイメージで絵を描いてくるだろうな、と思っていたのでこの二つはちょっと以外でした。なおちゃんに、どうしてこの絵にしたのか聞いてみたところ「郵便屋さんが手紙をとどけてくれるときに、事故になったらかわいそうだし、お手紙届けてくれなくなるから」とのこと。郵便屋さんのことまで想いをはせる、なおちゃんのやさしさと思いやりに感服です。そこで、描いてきてくれた絵に加え、郵便屋さんへのメッセージも作成。カッティングシートにして、ポストに貼りました。
「なおちゃんのかわいいポストプロジェクト」はひとまず完了です。郵便屋さんにもなおちゃんの思いがきっと届くでしょうね。
 幼かった時のなおちゃんを思い出し、大きく成長したことを嬉しく思うとともに、どのこどもも一人ひとりいろんな思いを持っていることに気づき、私たち大人も耳を傾けることが大事だと学ぶ良い機会になりました。これからも安心してこどもたちが意見を言えたり、のびのび表現したりできる保育所でありたいと思います。
絵に込められた思いに感服!!
ポストに貼りに行きました!「ここに貼ろうかな…」
郵便屋さんへの思いが詰まった素敵なポストが出来ました♡
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